「郡山俊英スクール」開校までの経緯

私、橋本も塾業界で働き始めて15年が経過しました。今となっても塾講師で働くことの責任の重さや、もっともっと自分自身が成長しなければという思いは変わらず持ち続けています。時代の流れとともに、塾業界自体も大きく変化していきました。私の学生時代は塾とはどちらかというと学校の補習塾といった意味合いが強く、季節講習に通う生徒はたくさんいましたが、入塾して毎週通う人は少なかったと思います。しかし、私が塾講師として働き始めた頃には通塾する生徒の割合も大きく増えていました。その時には集団指導か個別指導のどちらかを選ぶ形が主流でしたが、その後まもなく高等部を中心に映像授業が大きな影響力を持つようになりました。そして現在は、塾業界だけではなく社会全体がコロナによる影響で急速にオンライン化に移行しようとしています。さらに、今後は塾業界自体もAI時代への対応が必要不可欠になってくると考えています。こういった変化はデジタル技術の革新が進んだだけではなく、2008年から行われた学習指導要領の改訂、いわゆる「脱ゆとり」教育への転換によって学習量が増加したことも大きな影響があると考えています。その対応策として、塾業界自体もデジタル化への移行の必要性が増していきました。その結果、塾業界自体の売り上げもこの10年間で約700億円増加しましたが、今後は少子化の影響で、塾業界自体は縮小傾向に転じるといわれています。こうした需要の先細りを見越して、幼児教育や学童保育、社会人の学びなおし教育(リカレント教育)、在日外国人向け教育、介護サービス事業への参入など、年齢層の拡大や事業の多角化に向けた投資が活発になると予想されます。一方、生徒数確保のため、中小・中堅規模の学習塾の業務提携や合併・統合といった業界再編も進行するとみられています。

郡山俊英スクール

私が福島県を離れ、宮城県・山形県で働いていた5年の間にも福島県の学習塾状況にたくさんの変化がありました。参入している塾の数や教室数も大幅に増え、テレビでは学習塾のCMを見ない日がないぐらいになりました。福島県に戻った4年前にとても驚いたのを今でも鮮明に覚えています。特に驚いたのが、郡山市の学習塾の費用の大幅な増加です。今から約10年前は、中3集団指導塾の年間平均単価(1年間フルで通塾した場合)は約40万円~60万円ほどでしたが現在は約80万円です。これだけの授業料を、郡山市の皆さんはどのように負担しているのかと不思議に思ったぐらいです。当然、料金に見合っただけのサービスが提供されているのであれば何も問題ありませんが、正直提供されているサービスは10年前からほとんど変わっていません。例えば中3生だけをみてもTOP高を目指すための選抜クラス制度、勉強合宿、土日に行われる受験対策講座など、私が10年前に働いていた学習塾でも行われていました。
むしろ、10年前よりもクオリティーは下がっているかもしれません。なぜなら、教室数が大幅に増えたことで生徒を指導する講師の確保が非常に難しくなったからです。市場全体の生徒数増加に講師の供給が追い付いていないのです。当然、それに補うために先に述べたようにデジタルを活用していますが、そのデジタルサービスを提供するのもやはり塾で働く講師です。そのため、講師が生徒一人ひとりに時間をかけて指導するのが難しくなっているのです。その証拠に、郡山市だけではなく色々な地域の塾では日をまたぐ時間になっても教室の電気はついています。つまり、業務が時間内に終わりきらずに多くの塾講師が残業をせざるを得ない状況に陥っているのです。塾によっては、残業代を払わずにサービス残業を強いている会社もあるかもしれません。そういった、一部の塾によるブラックのイメージも新たな人材の確保の妨げになっていると考えています。

「人」を育てるのは結局「人」です。接客業ではその「人」が商品であり、その商品の質を向上させていくことが顧客の満足度につながり、目的達成の手助けになっていくと考えています。そのため、お客様は当然ですが、一緒に働くスタッフのことも大切にできる学習塾を作りたいと考えるようになりました。確かに、それは考えが甘いや理想だけでは経営ができないと反論する方もいるかもしれません。しかし我々塾講師は、生徒に対して将来の夢や希望をもつ大切さを日々伝えています。つまり、それを伝える我々自身が、現在自分が行っている仕事に誇りを持ち、常に前向きな気持ちで生徒と向き合える環境を作っていきたいと考えています。

「郡山俊英スクール」の中にある、「俊英」という言葉は、優れ秀でていること。そういう人、という意味があります。これを私は、学力だけではなくあらゆることに当てはめて、そういった人財を育てたいと考えて塾名につけました。ロゴの王冠マークとその中にあるペンも、勉強(努力)を通して生徒の目標を達成して欲しいという意味を込めました。私自身は元々勉強が得意ではありません(大学も一浪して入りました)でしたし、社会人になっても当時新卒で採用された約30名の社員の中でも、最も成績がよくなかった(当時の社長には採用するかどうか最後まで悩んだと言われました)はずです。そんな自分でも、勉強(努力)を重ねることで今回のように自分で塾を起業するまでになりました。したがって、生徒にはどんなに大変な目標でも全力でサポートするし、諦めなければ大概の職業にはつけると日々伝えています。

私自身も今回起業したことで、新たな目標ができました。それは、「郡山で一番の塾になる」ということです。何の一番を目指すかは色々な指標がありますが、私が目指す一番は顧客・スタッフ満足度です。私自身、合格実績や生徒数で地域一番になるというミッションはたくさん経験してきました。ただ、具体的な数字が目標になると、それを達成した時に次の目標を見失いがちでした。そのため、目に見えない顧客・スタッフ満足度の一番を目指すことで、常に良い緊張感と仕事のやりがいを感じながら塾講師として働いていきたいと考えています。地域の皆様方におかれましては、まだまだ至らないところが多々ありますが、どうか優しい目で我々「郡山俊英スクール」の成長を見届けていただけますと幸いです。

郡山俊英スクール

講師 橋本 紘樹 プロフィール

茨城県鹿島市生まれ、福島県本宮市育ち

2005年 株式会社 仙台進学プラザ入社 ⇒ 南福島教室に配属

2006年 南福島教室 教室責任者に就任

2008年 福島エリア エリア長に就任

2011年 第2事業部 副部長に就任
南福島教室 教室責任者兼務
福島本部校 校舎長兼務
「プレミアクラス」福島市・郡山市で立ち上げを担当

2012年 「俊英四谷大塚 中学部」宮城県で立ち上げを担当
俊英四谷大塚中学部 統括責任者に就任
宮城集団ブロック ブロック長に就任

2013年 山形県 江俣教室新規開校を担当
江俣教室 教室責任者に就任
「TOP3突破クラス」立ち上げを担当

2014年 第3事業部 プロジェクトリーダーに就任
山形県 神町教室新規開校を担当

2015年 山形県 山形本部校新規開校を担当
山形本部校 小中学部責任者兼務
東進衛星予備校 山形本部校 校舎長兼務

2016年 第2事業部 福島第1グループ長に就任
福島本部校 校舎長兼務
東進衛星予備校 天神校 校舎長兼務

2017年 株式会社 仙台進学プラザ退社
株式会社 ピープル入社 ⇒ スタディー・フィールド事業部配属
福島地区 統括部長に就任

2021年 株式会社 ピープル退社

郡山俊英スクールを立ち上げ、現職に至る