県立安積中受験の結果分析

1月21日の合格発表から、早くも1週間が経ちました。この1週間で様々な情報が当塾にも寄せられています。来年度受験に臨まれる方々に少しでも役に立てばと考え、塾生向けにまとめた分析をご紹介いたします。

当塾合格者(4名) 平均点

県立安積中受験結果分析

上記が当塾の生徒たちの平均点になります。検査Ⅰは難易度が低く、全員が満点または、満点近くの点数を取っていました。その分検査Ⅱの点数は塾生内でも大きく開きがありました。ただし、検査Ⅱの結果が思い通りの結果ではなくても、当塾の生徒全員が合格したことを考えると、実は合否を分けたのは検査Ⅲです。つまり、今回の合否を左右した最もポイントとなったのは理科・社会だと結論付けました。また、当塾の生徒はこれまでの模試で全員が20番以内をキープしてきたことを踏まえると、今回の合格ボーダーは230点前後だったのではないかと個人的には考えています。面接や調査書も合否の判断材料になっていましたので、実際はもう少しボーダーの点数は低かったかもしれません。どちらにしても、皆さんが想定していたよりも高レベルの戦いだったことがわかります。中学生が受験する新教研もぎテストで換算すると、偏差値は72(県内順位80番前後)が私の考える目標偏差値になります。

ここで、保護者の皆様に絶対に知ってほしい情報をお伝えいたします。今回の受験では、実は生徒さんの実力以上に保護者の力量が問われた受験だったと考えています。なぜなら、勉強をするのは子どもですが、その環境を整えるのは親の役割になるからです。当塾の保護者の方々は、私が見ても驚かされるぐらい勉強熱心ですし、フットワークが軽く、決断力がある方々でした。そして、一番重要な子どもとの距離感も本当に完璧でした。「そりゃあ、子どもの成績が上がるのは当然だよな」といつも納得しながら楽しく関わらせていただきました。

近いうちに今回の受験を終えた保護者の方々にインタビューをしようと思っていますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

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